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Captain Herlock - ミーメのエレジー 『死滅のジュラ星』

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投稿者:Animelo0505さん

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↓次回、宇宙海賊キャプテンハーロック ショート・ストーリー『ヤッタラン、プラモ狂の詩』をお楽しみに!http://www.youtube.com/watch?v=FGq2IhyJbAU【宇宙海賊キャプテンハーロック ショート・ストーリー ~死滅のジュラ星~】アルカディア号は、ミーメのふるさとジュラ星付近を航行していた。ミーメは、サソリ座"アンタレス"の近くにあるジュラ星の、ただひとりの生き残りである。ジュラ星人は、今の地球人と同じように無気力化し、そのうえ愚かにも『核戦争』を始めてしまった。そればかりか、なぜか植物が巨大化し、追い討ちをかけるように生き残ったジュラ星人たちに襲いかかってきた。そして、ミーメはひとりになった。そんなある日、ジュラ星の森の中で、ミーメが突然、ハーロックの前に姿を現わし、ミーメは海賊戦艦アルカディア号に乗った。ジュラ星が近づくと、ミーメはひとりジュラ星へ向かおうとした。「もしかしたら、まだジュラ星人の生き残りがいるかもしれない・・・」一週間、一路、地球を目指して進路をとっていたアルカディア号は、太陽の6400倍の質量をもつ赤色の巨星"アンタレス"に進路を変更、さらに5日を要して、ミーメの母なる星ジュラ星へと向かっていったのである。そこは、まるで昔の地球のように美しい緑に溢れ、美しい河が流れる楽園のようなところであった。『核戦争』で死滅したはずの河がよみがえり、植物のおかげで汚染された空気も地球よりきれいになっていた。アルカディア号は、誰もいない、動物すら存在しない美しい花園へと降りたった。地底戦闘機と装甲車で付近を探査してみても、ジュラ星は植物しか存在しない死の惑星であった。ジュラ星が愚かな『核戦争』で死滅する以前、ミーメにはフーレという心の友がいた。フーレは花屋の娘で、二人とも姉妹のように仲が良かった。探査を終えたハーロックたちは、アルカディア号へと戻った。が、しばらくして、アルカディア号に巨大植物が絡みつき、マゾーンの襲撃に合うも、ハーロックたちはミーメの尽力で難を逃れることができた。そして、ミーメはひとり花園へと向かおうとした。植物が巨大化したのは、マゾーンと何らかの関係があるのではないか・・・・・ハーロックはミーメにサーベル銃を渡し、花園の奥にある廃墟へと向かうミーメを見送った。ミーメが廃墟に辿り着くと、突然、雷鳴が轟き、目の前にフーレが現われた。そう、フーレはかつて捕虜として連行し、ミーメが同情して逃がしたマゾーン戦士ジョジベルであった。フーレはミーメを嘲笑った。ミーメはフーレでもあったジョジベルに騙されていたことを知った。ジュラ星人たちを操り、愚かな『核戦争』を起こさせたのもマゾーンであった。それは、偉大なる女王ラフレシアの花園を作るため、たったそれだけのために・・・・・「愚かなジュラ星人など、生きるに値しない。女王の花の肥料になるのがふさわしい。」フーレは、ミーメを見下すように言った。マゾーンの戦士フーレと最後のジュラ星人ミーメとの決闘が始まった。フーレの部下たちとアルカディア号の乗組員たちは、その様子を見守る。かつて心の友であり、姉妹のように親しかったフーレとミーメ・・・・・美しい花咲く母なる星で、ミーメはフーレを滅ぼした。「私がこのジュラにいたとき、堕落しきったジュラ星人など、みな滅びてしまえばいいと思っていた。でも、それは考えるべきではなかった。同族が誰もいないとはっきりした今、ひとりになってはいけない。たとえ憎しみ合う相手でも、いたほうがいい。たったひとり残されることが、どんなに哀しい、寂しいことか・・・」ジュラ星の運命が、明日の地球の運命でないと誰が言えよう。ミーメの宿命が、明日の人類の宿命でないと誰が断言できよう。キャプテン・ハーロックたちの戦い、それは、いやおうなく人類という種族の命運を懸けた戦いでもあった。

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