18歳の回天特攻隊員の遺書(改訂版)
YouTubeでの評価:
投稿者:uutansukiiさん
再生回数:458
再生時間:04:51
18歳の回天特攻隊員の遺書の改訂版です。http://www.youtube.com/watch?v=ST0hjulCAt4こちらでは全回天特攻隊員の写真を動画に載せました。こちらの写真の方々のうちのお一人がこの遺書を書かれた18歳の回天特攻隊員です。広島県江田島、海上自衛隊幹部候補学校の教育参考館初代館長の岡村清三氏の出演されているビデオ「天かける青春」を参考にしました。私にはこの遺書を書いた方が、18歳で回天特攻隊員として戦死したという以外の事は知りません。しかし、わずか18歳の回天特攻隊員です。お母さんへの思いで一杯なこの遺書はいつ読んでも涙が禁じえません。平和の有難さを感謝するとともに、亡き英霊のご冥福を心よりお祈りいたします。以下、遺書ですお母さん、私は後3時間で祖国のために散っていきます。胸は日本晴れ。本当ですよお母さん。少しも怖くない。しかしね、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。それは、今日私が戦死する通知が届く。お父さんは男だからわかっていただけると思います。が、お母さん。お母さんは女だから、優しいから、涙が出るのではありませんか。弟や妹たちも兄ちゃんが死んだといって寂しく思うでしょうね。お母さん。こんなことを考えてみましたら、私も人の子。やはり寂しい。しかしお母さん。考えて見てください。今日私が特攻隊で行かなければ、どうなると思いますか。戦争はこの日本本土まで迫って、この世の中で一番好きだった母さんが死なれるから私が行くのですよ。母さん。今日私が特攻隊で行かなければ、年をとられたお父さんまで、銃を取るようになりますよ。だからね。お母さん。今日私が戦死したからといってどうか涙だけは耐えてくださいね。でもやっぱりだめだろうな。母さんは優しい人だったから。お母さん、私はどんな敵だって怖くはありません。私が一番怖いのは、母さんの涙です。