西郷隆盛・土方歳三・坂本龍馬 日本人の好きな100人の偉人
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私は坂本龍馬を「嫌い」ではありませんが、「人気先行」(小倉智昭氏)「作られ過ぎ」(丸山和也氏)「商売人」(島田紳助氏)といった指摘は的を射ていると思います。 この映像に登場した万国公法の話も、勝海舟の学校で塾長だったという話も、薩長同盟を発案したという話も、大政奉還を思いついたという話も、大政奉還を推し進めたのは平和主義者だったからという話も、新政府の役職を望まず「世界の海援隊をやりたい」と語ったという話も、有名な話の多くが後世のフィクションです。また、坂本は土佐浪人仲間と一緒に、勝海舟が松平大隅という人物に預けていた金400両の中から50両を無断で借り出し踏み倒すというかなりえげつないこともしています。(無断借用を勝が知ってからは、坂本と勝の間には一切の交渉が無くなります。坂本が生涯勝の愛弟子だったというのもフィクションです。) 坂本が薩長密約(または薩長盟約。研究が進んだ結果、薩長同盟・薩長連合という言葉を使う研究者は減っています)の締結に重要な役割を果たす等の大きな仕事をした偉人であるのは間違いありませんが、今世間に広まっている龍馬像は実際の彼とあまりにかけ離れています。「幕末のヒーロー」と言うより「幕末のアイドル(偶像)」と言った方がいいでしょう。天国にいる坂本龍馬にとってはまことに有難迷惑な状況かもしれません。











