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イラク:アル・アラウィーヤ子ども病院(後編)

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投稿者:PeaceTV2さん

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再生時間:02:23

サナテレビがバグダッドにあるアル・アラウィーヤ子ども病院を取材しました。( 詳しくは http://peacetv.jp イラク平和テレビ局inJapan をご覧下さい)アメリカ軍による占領によってイラクの医療体制は大きな被害を受けました。この子ども病院で治療を受ける患者の多くも、はしかと下痢です。占領下のイラクで、伝染病の予防が困難になる中でこうした子どもの患者が急増しました。映像では、ワクチンを受けられずにはしかとなった子どもが多く映し出されます。また、首都バグダッドの特定の地域で水道水を飲んだ多数の子どもが下痢で入院しています。占領によって上下水道のインフラが破壊され、十分な消毒がされない水道水が流れているからです。しかし、この映像は占領下の厳しい状況だけでなく、医療の面での希望をも指し示しています。この病院の医師は、「はしかと下痢の死亡例はありません。」と名言します。それは「看護スタッフと医療スタッフが非常に良くて、この病院の治療が適切であるから」なのです。さらにお金のない人に対しては治療費も医薬品も無料なのです。この映像の主役はもちろん子どもたちですが、もうひとつの主役級はこうした医療体制を維持している病院職員たちである、と言えると思います。

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